ゴルフを通じて急成長する畑岡奈紗選手とご両親。僕は今まで通り応援しています

史上最年少優勝へのカウントダウン…

もう10月じゃないですかーー。年齢を重ねるごとに月日の経つスピードが増している44歳のゴルフアドバイザーです(笑)

この季節になるとゴルフトーナメントはビッグタイトルの試合が多く、週末のテレビ中継から目が離せないですよね。今週は女子ツアー「日本女子オープンゴルフ選手権」が栃木県の烏山城カントリークラブで開催されています。

自宅に着く直前にTV放送が始まる

ズバリ注目は高校3年生畑岡奈紗選手

去年に続き今年の世界ジュニアも制し2連覇を達成した女子ゴルフ界のホープは、アマチュアの試合だけでなくプロのトーナメントにも去年から参戦し、Pontaレディースでは予選からトップを独走。優勝には届かなかったものの、圧倒的な飛距離と陸上で鍛えたられた体力、そして中嶋常幸プロが主宰する「ヒルズゴルフトミーアカデミー」で培われた技術とメンタルに裏付けされた自信から、今最も注目の選手と言えます。

【畑岡奈紗さん】当時16歳。2015年7月IMGA世界ジュニアゴルフ選手権初優勝を達成。帰国直後の優勝報告を兼ねてお父さんとご来店頂いた記念すべき一枚。

5分毎に更新されるリーダーボードがこれほど気になる1日は久し振りです。(といってもひとホール5分じゃホールアウト出来ないのにね!笑)それもそのはず、お父さんは勤務先の先輩であり、奈紗ちゃんとは彼女が小学生の頃から交流させてもらっている選手ですから。。。今回もキャディーを務める礼儀正しく優しいお母さんもお世話になっています。

そう。このメジャートーナメントに初出場の畑岡さん親子は、まるで身内を応援してる気分です。ホント(笑)

更にスコアを伸ばし一時は4アンダートップタイへ

冷静に考えるとこの試合はメジャートーナメント。その堂々とした姿はハンパないよね

彼女は今、高校3年生。本格的にゴルフを始めてまだ6年余りです。生まれ持ったゴルフセンスは確かにありました。しかし、一般的に父親が子供の環境をサポートをする傾向が強いジュニアスポーツにおいて、お父さんがゴルフを全く知らないという驚愕の事実。ところが、畑岡さん親子のこれまでを見ていると同じ子を持つ親として子供との関わり方に学ぶべき所があるのです。

親の経験値を中途半端に押し付けるのではなく、子供と一緒に同じ目線で貪欲に取り組む姿。それは決してライバルを過剰に意識する事でもなく、自己中心的ではない謙虚でひたむきな姿です。将来的な事を考慮して中学時代は陸上部に所属させ基礎体力を強化したのは、紛れもなくお父さんが陸上出身でありフィジカルの大切さを知っているから。そして海外の選手との交流を積極的に深めているのはお母さんのお人柄ゆえに交友関係を大切にされているからなのでしょう。

目の前の取り組むべき課題にコツコツとその日の努力を継続する。その結果、今週のメジャートーナメントがひとつの通過点としてあるだけ。畑岡選手の落ち着いたプレーぶりを見ているとそう感じます。過剰な期待をし過ぎるのは、僕を含めメディアや近しいお友達なのかもしれません。

でもやっぱり応援したいんです!

奈紗ちゃん、優勝目指してガンバレーーー!ってね(笑)

今日もリーダーボードとNHKの放送から目が離せません!