2017年、プロゴルファー畑岡奈紗選手の初仕事
畑岡選手の地元茨城で開催された初のイベント「新春特別企画のサイン会、握手会」
この会場こそ、彼女が本格的にゴルフを始めるきっかけになったゆかりの地、山新グランステージつくば店。
サインや握手だけでなく温かい声援を頂いた約260名のお客様に対し、畑岡選手は常に笑顔で応えていた。
この数年間の目覚ましい成長の裏側で、彼女にはいったいどのような資質があるのだろうか?私はこのイベントでアテンド役を任され終日共に行動して感じたことを残しますね。
Ⅰ.まずは全てを受け入れること
幼少の頃から彼女のゴルフに取り組む姿勢を見ていると、常に謙虚で素直な受け答えで話を訊く姿勢に好感が持てます。この対応力が年齢を重ねた今も変わらず、インプットする情報量が豊富である。
Ⅱ.自分にとって必要なコトを決める決断力の精度がさらに増している
インプットされた情報がたとえ多くても全てを取り入れる訳ではない。実践する前に、今の彼女自身に必要な要素だけを取り入れる取捨選択する能力が非常に高い。選手である以上、試合では選択や決断によって大きな差が出てしまうのは既に経験済み。これまでにも悔しい試合から学ぶケースも多いが、昨年はその決断ひとつひとつが良い結果に結びついたのは本人の大きな自信に繋がっている。
Ⅲ.自身の決断を継続すること
そして決断した事に対して実践し続ける継続性と集中力が彼女が急成長を支えている。実はこの能力を幼少の頃から備わっていたのを私も目の当たりにしていた。まだ小学生だった彼女と共にラウンドした後のパッティンググリーンでは、多くを語る事なくボールに向かいアドバイスを自分のモノにしようというひたむきな姿がそこにはあったのだ。
そしてご両親から授かった人柄の良さ
「もしかしたらゴルフをされない方もいらしてくれたのかもしれませんよね。皆さんの声援はとても嬉しかったです」とプロ本人のコメント。
たくさんの方々から温かい応援。彼女は常に笑顔でその全てを受け取っていた。今月から始まるアメリカツアーでの活躍に向けて大きな原動力になったのは間違いない。
奈紗ちゃん、忙しい中お疲れ様でした。そしてありがとう。ツアーでの活躍を楽しみにしていますね。
あ、早速スポニチさんに激写されちゃったみたいですね。福永記者ありがとうございます(笑)